食生活

お正月も終わり仕事始めの人も多いのではないでしょうか?
寒い日も続きますが、みなさん体調は大丈夫でしょうか?

寒さのせいか、仕事始めのせいか体が重い
年末年始の食べ過ぎでそもそも体が重い
なんだか不調だと感じる人もおおいと思います。

今日はその不調の原因を知り、解決する方法を
牧田善二医師著作の
「医者が教える食事術 最強の教科書」
を参照し、

医学的に正しい食事を、人体のメカニズムを前提に
冷静に最新の正しい情報を得ていきましょう

目次
1.人体のメカニズムに沿った食事をしよう
2.医学的に正しい食べ方 食事の正解について
3.食事制限と筋肉の関係
まとめ 食事術×自重筋トレ=生活の質向上!

 

1.人体のメカニズムに沿った食事をしよう

病気や不調の原因の9割は血糖値の問題です。
血糖値が高いこと、あるいは急激な上昇下降を繰り返す
ことが、私たちの体に想像以上のダメージを与えます。 引用7項

その根拠となる学問が生化学。
口から入った食べ物が消化され、形を変え、
代謝の過程で構成を変えて、様々な物質へと合成される
→生化学、人体のメカニズムの学問

生きるために組み込まれた本来のプログラムを見直す 引用58項
脳における空腹感や満腹感の感じ方、消化や吸収、
代謝の仕組みなどが最初からでき上がっており、
そのとおりに生きるようにプログラムされているのです。

では日本人のDNAにあった食生活てどんなの?

国立科学博物館の神澤秀明氏の研究から、
現代の日本人は、縄文人のDNAを強く引き継いでる
→DNA的には縄文人のように生きていくように作られてる

少なくても縄文時代になかった食べ物は口にすべきではない
白い砂糖は存在しない、白い砂糖を溶かした液体
を飲む構造にもなってない

企業の利益のためにあえて中毒をつくりだす、
そんなビジネスも横行している。

手軽に健康なんてありえないです。

糖質の悪性度を正しく知る 引用117項
同じ糖質であっても悪性度は違い、なかでも液体は最悪。
なぜなら、人間本来の消化、吸収システムを
まったく無視しているからです。

著作も言っているのですが、
いっさい糖質をとるなということではありません。

僕もごはん大好きです。
いっさいとるなという話であれば
ここで取り上げるつもりもなかったです。

ただ引用したとおり、液体の糖質、例えば、缶コーヒー、
清涼飲料水、ジュース(果物を絞ったジュースも含む)
は即座にやめるべきです。

噛まないで摂取できる糖質はダメ

そのほかの糖質についても、
過剰摂取になりがちだという事を頭に入れて、
コントロールできたら、生活の質も上がるはずです。

あいまいなバランスの良い食事の定義を
→いかに血糖値をコントロールするかに変えましょう

でも昨日まで「いい」と、言われていたことが「悪い」に
変わることはしょっちゅう起きます、

今回の話もまたそんなうちの一つと
思われてしまうかもしれませんが、

先ほど紹介したように、判断根拠は
ご先祖様から受け継ぐ縄文人DNAです!
さらに免疫システムについても付け加えると、

もともとなかった食べ物を食べない  引用219項
体にとって想定外の食材が免疫システムを破壊する

精製された砂糖、人工甘味料、化学物質、食品添加物
売られている商品の裏面を読んで理解できないものは
買わない方がいいですね。

これまたシンプル!

ちなみに、お菓子大好きでバリバリの文系で
化学式さっぱりな自分も、見るようにしてるのですが、
人工甘味料アスパルテームソルビトールは避けて下さい。

WHOも発ガン性を指摘してます。

お菓子全部をやめるのは、難しいですが、
避けるべきものを知る、量を減らすことは
少しずつできるはずです。

同じお菓子でもAにはソルビトールだけ
Bには両方入ってるなんてこともよくあります。

同じような味なら、入ってないほうを
徐々に無添加のものを選んでいくように
したらいいと思います。

2.医学的に正しい食べ方について
本書では20個紹介されていますが、
特に注目してみたい項目をご案内。

新しい常識 糖質が太る唯一の原因
たっぷりの油で調理した肉や魚で太ることはないのに、
ごはんを食べたら太るのです。

肥満とカロリーの関係で悪者にされる「脂肪」
ただ脂肪をとったからといって
そのまま体の脂肪になるわけではない。

食べたものは消化・吸収の過程で分解・合成され
新しい物質に変化する。

糖質が体の中で脂肪に変化するのが生化学
からわかっている常識のようです。

そしてこの糖質は100%吸収される・・・
肥満の真犯人は血糖値を上げる糖質のようです。

新しい常識 プロテインの過剰摂取は腎臓壊す 引用230項
人工物でとる量は臓器を必要以上に酷使する

これも今までの話に照らせば納得ですよね。
縄文時代に顆粒状でタンパク質をとっていたわけないですし。

自分も以前は取っていたのですが、入っている成分を見て
やめることにしました。

人工甘味料が結構入っているんです。
なおのこと避けるようにして正解だったと実感です。

新しい常識 疲れたときに甘いものをとるのは逆効果 83項
糖質をとれば血糖値が上がり、
それによって一瞬だけ幸せな気持ちになります。
糖質摂取で急激に上げた血糖値は急激に下がり、
いらいら、吐き気、眠気などさまざまな不調を呼びます。
かえって疲れてしまうのです。

これも実体験としてよくありますよね。
お昼を食べ終わったあとに襲ってくるねむけ
特に丼ものや、うどん、そばなどの
単品を食べたあとはきついです。

単品ものは血糖値が急上昇しやすい、糖質が多い傾向に
あるので、症状が強めにでていたのだと納得しました。

新しい常識 運動は食後すぐに行うのがいい 85項
食後すぐに運動すると、その上昇を抑えることができます。

これは意外でした。だって僕らは食後に運動して、
横っ腹が痛くなる経験をたくさん積んできているわけで

分かりつつも学習せず、やらかした後、後悔しちゃいますよね

でも前提があります。
そもそも満腹まで食べ過ぎない、そしてキーとなる糖質コントロール

空腹時に運動すれば、お腹がいっぱい空くわけで、
その後の白飯をドカ食い

これをやると血糖値は急激に上がるので太るし、
体へのダメージも大きいことになります。

太らないようにするためだけでなく、
血糖値の乱高下をさけるようにするのが正解だと納得しました。

3. 食事制限と筋肉の関係

部分やせは医学的にあり得ない
腹だけへこます食べ方は絶対にない 引用145項

体重を落としていけば、全体的にやせていくので、
特定の部位だけやせていくことはないですよね…

ブログを読んでくださっている方に、
あえて伝えたいことがあったので

それは、ダイエットを考えているなら、
運動ではなく食事を見直すのが先です

運動でダイエット効果があるのは、少しです。
とうてい食事の見直しには及びません。

ブログで紹介している筋トレは、やせる目的の人向けではなく、
動けるカラダを作る。日常生活で使える筋力を
つけることを目的にしています。

とはいえ、この食事の見直しと運動
特に自重筋トレは相性抜群なんです

例えば、新常識で紹介した食後の運動は
血糖値の上昇を抑える。

なにも食後に激しいトレーニングをしろと言うものではなく、
ストレッチやウオーキングでOK

自分の体がジムとなってる自重筋トレは
場所も時間も選ばないので、食後すぐにとりくめます。

また自重筋トレの敵である体重も、
もともとある体重調整のメリットに加えて、
食事の見直しを追加すればいい結果につながります。

発表!動けるカラダをつくる筋トレ大全集(筋トレの全体像)

まさに相性抜群です。
縄文時代からのDNA、古代ローマ時代から
受け継ぐ自重筋トレ。

ご先祖さまたちと同じようにやる
シンプルでもっとも合理的なやり方だと思いませんか?

いっぽうで食事制限をすると
せっかくの筋力が落ちてしまう!
という話もよく聞こえてきます。

しかし筋力が落ちることはまず
考えられないと著者も言っています。

脂肪が全部燃焼しきって、はじめて筋肉のタンパク質
からエネルギーを得るようになる。

これって山で遭難して、1か月なにも食べないときに
しかおこらないようです。

ポッコリお腹を凹ませるためには
大いに糖質制限に取り組みましょう。

最後にもうひとつ今すぐできる
おススメの食事法をお伝えします。

食べる順番をかえるだけでいいので
すぐに取り組めますよ。

なぜ食べる順番で太り方が違うのか?
野菜→タンパク質→糖質と、糖質は最後が鉄則 125項

血糖値をコントロールする上でも、この順番を守ると、
急上昇を避けられる。

繊維質が多い野菜から取って、消化に時間のかかる
タンパク質、最後に糖質と消化システムに沿ったもの

僕もこのクセを守るようにしているので、
おススメです。

まとめ
いかがでしょうか、
食事と糖質の関係から、筋トレと食事
についても見てきましたが。

どちらもシンプルに考えて、
それを判断基準にすれば、
健康情報を間違ってとることもないと考えます。

引用をさせて頂いた、医者が教える食事術は、
まさに最強の教科書だと思います。

役立つ情報がたくさんあるので、
少しずつ取り組めるところからはじめて
長生きできる体の基礎つくりを一緒に
進めていきましょう。